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2009年 07月 21日
この間伸びに伸びて特盛りになった己の髪の毛をなんとかせねばと思い立ち、美容室に行きました。切られるわ、切られるわ、俺の髪! 当然床は団子のような毛玉の山……もう、毛織物ができるよ!? ってな感じで気持ちよくカットされているところに突然担当のSさん(男性・アラサー)が一言。
「……観ましたよ? 映画」 一瞬「え?」となった自分でしたが、すぐさま「ヱヴァ 破」のことと気づき。 「面白かったっス! あと2回は観るかも。っていうか絶対1回は観る!」とSさん大満足の様子。ヨカッタ、ヨカッタ! ちなみにカラーリング担当の通称ガッツ(女性・見た目アラウンド20)は、「あの歌はね〜」。うーん、やっぱりこれは年の差か? で、映画はどうだったのか聞きそびれました。 こちらの美容室は普段はアニメのアの字もない、置いている雑誌といえば「和楽」「ナショナルジオグラフィック」「家庭画報」という落ち着いたオトナ空間といった趣きのお店なのですが、その日だけはちょいと違う空気が流れていました。恐るべし、ヱヴァ。人気の一端を垣間見た思いがしました。 今回はスタッフとしてかかわっているので、詳しい感想は控えたいと思いますが、「ヱヴァ 破」のアクションシーンは実写・アニメを問わず今作られている日本映画の中でも最高峰の一つ、と言っていいものだと思います。特に前半部は圧巻の出来です。ここしばらく、どちらかと言えば完成度を高めるために大人しい小粒な作品が多かったアニメ界にこんな乱暴な作品が出現したことは、本当に痛快です。 庵野さんはアマチュア時代から本当に好きなことしかやってこなかった人で、何よりそこが持ち味な監督なわけですが、今回のはまた群を抜いて偏食児童っぷりが炸裂してたなー。普通だったら給食はバランスをとって三角食べでしょう? でもそんなことはどうでもいい! やりたいことをやりたいようにやる! そんな無茶っぷりが実現できるのは、庵野さんと駿しかいないだろ! というワケで小賢しいバランスなんかは糞食らえ! 的な割り切りと、割り切らざるを得ない(過酷すぎるスケジュールという意味で)現実の狭間のライブ感から生まれた面白さが「ヱヴァ 破」にはみなぎっていたのでした。そしてお客さんもやんやの拍手でそれを迎える。これでいいのか!? モチロン、これでいいのだ!! 限られた時間の中でそれを成し遂げた監督以下スタッフに敬意を表します。
by yamaneko_sha
| 2009-07-21 01:07
| inuboe
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