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2007年 06月 25日
昨日渋谷のNHKホールに、N響の定期演奏会を聴きにいきました。
演目はチャイコフスキーの「マンフレッド交響曲」!。端正な演奏はとても格好よく、自分にとってはとても懐かしいものでした。TVで「巌窟王」をやってた頃は、一体何べん聴いたか分かりません。各楽章、フレーズからフレーズへ次に何がくるかも思い出されて、久しぶりだけどやっぱり覚えているんだなあと感慨深かったです。 チャイコフスキーの音楽は、美しいストリングスのメロディとケレン味たっぷりの展開で、これはもう本当に分かりやすいエンタテインメントのお手本なのだな、と改めて思いました。やはり情感を運ぶのは音楽の力が本当に大きいのだと思います。 原作中でデュマが伯爵の風貌を説明するのに、「まるでバイロン卿の作品の登場人物のようだ」という記述があったところから、ぜひこの曲を劇中で使いたいと思い至り、聴き込むにつれて、このドラマティックな情感の虜になったのをよく覚えています。 あまりに懐かしかったので、家に戻り初めて「巌窟王」のDVDを1巻から最終巻まで一気視聴という暴挙に出て(忙しいんじゃなかったのか、俺!?)しまう始末……。思ったのが「アニメの半分は音楽でできている」ということ。この素晴らしい曲がなかったら、伯爵の絶望や苦悩は一体どれくらいお客さんに届いたのだろうか? 音楽が運んでくれる情感というものがなかったら、どんなに味気ないものになってしまっただろうか? そんなことを考えさせられました。 この曲との出会いに、感謝したい。 追記: 今回の演目はラフマニノフとマンフレッドという「巌窟」ちっくな組み合わせでした。(ラフマは2番でなくて3番でしたが)おまけに当時散々聴いていたラフマニノフのCDでピアノを弾かれていたアシュケナージさんの指揮だったので、ちょっと不思議な気分。ちなみに今回の演奏会は、NHKBS2で放送されるそうです。 放送時間もメモ。 7月6日(金) BS2 「クラッシック倶楽部」 午前10時〜11時39分
by yamaneko_sha
| 2007-06-25 15:38
| inuboe
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