カテゴリ
検索
以前の記事
2010年 03月 2010年 02月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 02月 24日
先週は、ワシントンDCへ出張に行ってきました。昨年公開された「Genius Party」と完成したばかりの「Genius Party Beyond」(第二弾)のプレミアショーをケネディーセンターで行われていたジャパンフェスティバルにて行いました。 ケネディーセンターは合衆国で数少ない国立の芸術ホールで、思った以上にコンサバティヴでスクエアな場所でした。実際これまでのフェスティバルでは狂言などの伝統芸能やダンスなどのパフォーミングアート、現代アートが紹介されてきたそうですが、アニメ・マンガは今回が初めての参加となり、普段芸術志向が強い観客に、アニメがどう受け止められるのか、恐いもの見たさ半分といった気持ちで参加しました。実際お客さんの顔ぶれも、いわゆるアニメコンベンションで見られるような若い人たちとは明らかに違う老夫婦、家族連れといった人たちも目立ちました。 ところが蓋を開けてみると、前売りチケットは25$(!)だったにも関わらず連日sold out! お客さんの反応もすこぶるよく、各エピソードが終わるごとに拍手と歓声がやまず、大変温かく迎えて頂き、本当に一安心しました。 上映はセンター内のファミリーシアターという300席くらいの小ホールで行われたのですが、お客さんの熱はなかなかのもので、初日に舞台挨拶をした渡辺信一郎さんは、サイン攻めにあい、帰れなくなる場面もありました。渡辺さんと言えば、さすがゲストとして海外のあちこちに招聘されているだけあって、直前2分くらいで打ち合わせたにも関わらず、これといった緊張感もなく、小粋なジョークもまじえつつ華やかな舞台挨拶をこなしていました。 あまりの華麗な舞台挨拶にプレッシャーを感じた我々森本晃司&前田真宏「Beyond」チームは、前の晩よっぱらいながら「どうしようね〜」などと散々悩み、いっそ「ジーニアスで〜す」「パーティーで〜す」と登場しようかとか、「観客の皆さんに波動を送って受け止めてもらおう」とか様々なつまらないことを企てていたのですが、当日は緊張のあまりそんな余裕は一ミリたりともなく、あとで渡辺さんに「波動のポーズやるっていったのに!」と突っ込まれまくりでした。 あと今回の出張は比較的スケジュールに余裕があったので、スミソニアン博物館とナショナルギャラリーに日参しました。ナショナルギャラリーはUSの富豪たちの個人コレクションの寄贈から成り立っているそうなのですが、最初は全くノーマークで「まあ、ざっとみたら航空宇宙博物館に行ってソユーズカプセルでも見るか!」などとタカをくくっていたのですが、行ってみたらもう仰天! コレクションの充実ぶりがヤヴァすぎて鼻血ものでした。 12、3世紀の祭壇のテンペラ画からはじまり、近現代の巨匠たち、果てはヴィデオ・アートに至るまでこれだけの質と量を見れるとはもう信じがたいことです。ダ・ヴィンチもフェルメールもグレコもドガもヴァン・ダイクもマチスもピカソもウォホールも、もう何だって!! 全てが目玉で全てのジャンルのコレクションの厚さといったら半端ないです。 これらの「あれも! これも!」という名画の数々が、まるで富豪の自宅に招かれたかのように、ソファでゆったりくつろぎながら、だれもいない空間でガラスも柵も何もない状態で絵と対面できるというこの体験は、とにかく印象深くてここ最近の一番のトピックスになりました。 新しい価値観や新しい美というものは、本当に不確かで時には前の価値をひっくりかえす破壊的なものなので、価値を創造する人、そしてそれを見出して評価する人の存在があってはじめて私たちは新しい世界を知ることができる、そのことを深く考えさせられた旅になりました。 最後に「Genius Party Beyond」の感想ですが、初めて5本まとまった形で見て、想像した以上に面白かった! オムニバス作品は見終わった感が少し足りない印象で終わることもあるのだけど、見応え十分、個々の作品も全体の構成も非常によいコンピレーションになったと思いました。 これはぜひ、早くみんなに見てもらいたい!! 国内の公開が決まるのが、今から待ち遠しいです。 ![]()
by yamaneko_sha
| 2008-02-24 17:40
| Genius Party Beyond
|
ファン申請 |
||