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2008年 04月 30日
ゴールデンウィークですね。
今年も仕事をしています……というより、人が溢れるこの時期はもっぱら家に籠って仕事をしてしまいます。 そんなこんなで何気に『和樂』を読んでいたら、面白いことが書いてあったのでちょっと紹介。歌舞伎の演目で『俊寛』という平家物語に題材をとった近松門左衛門の作品があるのですが、島流しにあった僧侶の俊寛が、都に残した妻の死を知らされて驚愕する場面の台詞に「妻の東屋が……ゲゲゲゲゲ!」というのがあるんだそうです。 気になって解説を見ると、歌舞伎では大きな驚きを表現するときに「ヤヤヤヤヤ!」と言い、さらに大きな驚きを表すときに「ゲゲゲゲゲ!」と表現する、とありました。すごい漫画ちっく! さすがに今は役者さんも「これはなー」と感じられているみたいで、より現代劇風の解釈で演じられているようです。時代の感覚にあわせて古典も変化していくということですね〜。 当然「ゲゲゲ」とくれば、鳥取の巨星のあの方(植田正治とか、岡本喜八とか、小野ヤスシとかではなく)を思い出すのですが、長年の謎がとけたような気がしました。よく考えてみれば、漫画の中とかで用いられる擬態語や擬音語って「これって一体何?」っていうのが多い。だから意外と歌舞伎や浄瑠璃などの古典芸能の表現の中に答えがあるのではないかな、と思った次第です。 僕としては「ビビビ」の方も気になるのですが、やっぱり当然あれは旧軍隊式の往復ビンタのことですよね? 実際はどうなんだろう? 知ってる人がいたら、教えて!
by yamaneko_sha
| 2008-04-30 23:26
| inuboe
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