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2008年 06月 05日
先日「ドルアーガの塔」のプロデューサーをしている橋本君からお茶に励んでいる僕にオススメの漫画があるということで「へうげもの」を借してもらいました。
前々から作品は気になっていたのですが、見たら案の定どハマり!! この物語の主人公である古田織部の、仕事と物欲の間で揺れ動くオタクエリートという人物像も新鮮で面白いけど、やっぱり一押しは千利休。こいつは黒い。黒すぎるよ!!! 茶碗(黒樂)や服、茶室(待庵)が黒いだけじゃなく、心までも闇に満ちている。決して単なるお芸術の人でもないし、聖人君主でもない。 「へうげもの」に描かれる利休は、自らの「わび」という美のためなら重用してくれた信長でさえ死に追いやることをためらわないという、恐ろしいキャラクターとして描かれているのだけど、それが妙に説得力があって生々しく感じるのです。 闇をはらんだ人物というのは僕にとって強烈な魅力があるようです。一見普通の人に見えるけど、その実強大な魔をはらんでいるような人物像というのはなかなか、描けそうで描けない。 これから先必ず来るであろう切腹の日まで、利休がどう描かれていくのか目が離せません!
by yamaneko_sha
| 2008-06-05 08:28
| inuboe
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